VOICE

先輩の声

先輩社員たちの入社動機や仕事のやりがい
皆さんへのメッセージ

お名前
新川竜真 様  (2021年入社)
常に目指している事
仕事をするうえで一番大事にしているのは、安全に作業することと、一つひとつの作業を丁寧にやりきることです。段取りをしっかり考えて、仲間と声をかけ合いながら、焦らず確実に進めることを意識しています。毎日の積み重ねが、良い仕事につながると信じて取り組んでいます。

Q1

港湾工事の仕事内容、日々の業務内容

私たち港湾土木の仕事は、港の岸壁や護岸、防波堤など海に関わる大規模な構造物をつくることです。私は現場の施工管理を担当しており、主に工程管理・安全管理・品質管理といった、工事全体の運営を行っています。日々の業務では、設計図をもとに施工計画を立て、協力会社と連携しながら現場を動かしていきます。特に港湾工事では、潮の満ち引きや波の影響、天候など、自然条件をしっかり把握しないと安全で円滑な施工ができません。そのため、毎日の現場確認やコミュニケーションが非常に大切です。現場では想定外のことも起こります。そうしたときにどう対応するかが腕の見せ所であり、やりがいでもあります。

Q2

港湾工事の仕事のやりがい

港湾土木の魅力は、やはり“形に残る大きな仕事”に関われることです。完成した構造物が何十年も地域のインフラとして使われ、地域の人の生活を支えていると考えると、本当に誇らしい気持ちになります。また、日々の業務の中で、海や自然と向き合う難しさを感じつつも、それを乗り越えて完成までたどり着いたときの達成感は格別です。自分一人ではなく、多くの職人さんや関係者と力を合わせて作り上げるため、チームワークの大切さや、人と協力することの面白さも実感できます。完成した現場を見たときに「あのとき頑張ってよかった」と思える瞬間が、何よりのやりがいです。困難が多い仕事ですが、それ以上に得られるものが大きいと日々感じています。

Q3

港湾工事に関わる後輩へのメッセージ

僕もこの仕事に就くまでは「港湾土木ってなんだか難しそうだな」「現場って厳しそうだな」って不安だらけでした。でも、実際に飛び込んでみると、現場には頼れる先輩がいて、チームで力を合わせながら一つの現場をつくっていくことが本当に面白いです。分からないことがあっても丁寧に教えてくれるし、失敗してもちゃんとフォローしてくれる環境が整ってるので、安心して成長できます。僕たちが作る構造物は、完成してから何十年も使われ続けるものなので、自分が関わったものがずっと残るっていうのもすごくうれしいです。ものづくりが好きな人、外で体を動かすのが好きな人、人との関わりを楽しめる人にはぴったりの仕事だと思います!少しでも興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。一緒に楽しく働ける日を楽しみにしています!

お名前
中村享史 様  (2021年入社)
常に目指している事
現場に関係するみんなが働きやすい環境作りを目指しています。

Q1

港湾工事の仕事内容、日々の業務内容

港湾工事においては、日々の業務が天候や潮位の影響を強く受けるため、作業はその日の条件に合わせて柔軟に計画・実施されます。毎朝、現場では作業開始前に朝礼を行い、その日の作業内容や注意事項を共有するとともに、危険予知活動(KY活動)を通じて安全意識の徹底が図られます。また、使用する重機や船舶の点検、作業区域の確認、潮位や天候の確認もこの時間帯に実施されます。作業が始まると、まずは正確な施工位置を確認するための測量や位置出し作業が行われます。これにはトータルステーションやGNSS(GPS)などの測量機器が用いられ、水上や水中での施工精度を確保するための重要な工程となります。


実際の施工では、工事の種類に応じて様々な作業が行われます。例えば、岸壁や防波堤などの構造物を築造する場合には、ケーソンや消波ブロックの据え付け作業が行われ、潜水士が水中で位置や状態を確認することもあります。


施工中は、品質管理の一環として施工状況の写真撮影や出来形の確認、作業記録の作成が随時行われます。これらの記録は、後の検査や竣工書類の作成において重要な役割を果たします。


午後も引き続き作業が行われますが、進捗や潮位の状況によっては作業内容が調整されることもあります。作業終了後は、重機や資材の片付け、現場の清掃を行い、終礼にて翌日の予定や反省点、安全面での注意事項などを共有してから終わります。


港湾工事とは、船舶が安全に出入りし、貨物や人の輸送が円滑に行えるようにするための港の整備・建設を行う仕事です。私たちの暮らしを支える物流の拠点である港をつくることは、社会全体の基盤づくりに直結しています。


主な作業には、防波堤や護岸といった構造物の築造、港の水深を確保するしゅんせつ作業(海底の土砂の掘削)、埋立地の造成、岸壁や桟橋の建設・補修などがあります。工事は海という特殊な環境で行われるため、波や潮の満ち引き、気象条件などに常に注意を払いながら、安全かつ確実に作業を進めていく必要があります。


また、港湾工事には大型の重機やクレーン船、潜水作業といった専門的な技術が多く求められるため、土木技術者としての知識や経験を積みながら成長していける環境でもあります。


単なる「モノづくり」ではなく、人や物の流れを支え、地域の経済や防災にも貢献できる。それが、港湾工事の仕事の大きな魅力です。

Q2

港湾工事の仕事のやりがい

港湾工事の最大のやりがいは、「日本の経済や暮らしを支えるインフラを、自らの手でつくっている」という実感を持てることです。港は人やモノが行き交う物流の要であり、災害時には救援物資の集積・輸送拠点としても重要な役割を果たします。そうした社会に欠かせない施設の建設や維持に関われることは、大きな責任とともに、深い誇りや達成感をもたらします。


また、港湾工事は海という特殊な環境で行うため、潮の満ち引きや波の高さ、地盤の特性など、自然との向き合い方が求められます。こうした中で経験を積むことで、陸上土木とは異なる専門的な知識や技術が身につき、職人として、技術者として成長していける点も魅力のひとつです。


さらに、大規模な構造物の建設や、埋立によって新しい土地をつくるといったスケールの大きな仕事に携われるのも、この仕事ならではの醍醐味です。完成した港が長年にわたり多くの人に利用されている姿を目にするたびに、「自分の仕事が社会の役に立っている」と実感できます。


自然を相手に、長期間かけて一つの港をつくり上げていく。そんなダイナミックで挑戦しがいのある仕事が、港湾工事です。

Q3

港湾工事に関わる後輩へのメッセージ

港湾工事の現場は、自然と向き合いながら、社会インフラを築くダイナミックな仕事です。時には風や波に悩まされることもありますが、そのぶん完成したときの達成感は格別です。何年、何十年たっても「この港は自分が関わった」と胸を張れる、誇れる仕事です。


最初はわからないことも多く、不安に思うこともあるかもしれません。現場には支えてくれる仲間がいて、一つ一つの経験があなたを成長させてくれます。安全第一を忘れずに、素直な気持ちで一歩ずつ前に進んでいってください。


港をつくるということは、人々の生活や物流、そして地域の未来をつくるということです。その大きな使命感を持ちながら、誇りと責任を胸に、これからの港湾工事を支える存在になっていってくれることを期待しています。


私たちも、いつでもあなたの頑張りを応援しています。